静岡県・愛知県でパラグライダーをするなら浜名湖パラグライダースクール

パラグライダーは安定した風が吹いている事がまず第一の条件です。
スキー場や山岳地帯のフライトエリアなど
ゲレンデが広くきれいでも、前方に山々があった場合、ローターと呼ばれる乱気流が発生していることが考えられます。

例えば、川の流れの途中にある大きな岩を想像してみてください。岩の川下に渦巻きが発生しています。 目には見えない風の流れも全く同じ現象が起こっています。
従って山岳地帯にあるフライトエリア（スクール場）は、常に乱気流にみまわれる危険を含んでいます。

エンジンを持たないパラグライダーは、上昇気流を利用することにより離陸地（テイクオフ）よりも高く舞い上がり、何時間も自由に飛ぶことが可能で、これをソアリング飛行と呼びます。ソアリング飛行を行うには、良い上昇気流が得られることが大切です。
「サーマル」と呼ばれる上昇気流は、太陽の照射により温かくなった地面から空気が温められて発生します。
そのため、上昇気流を得るためには前方に充分な平地が広がっている事が必要です。
海岸部のフライトエリアは安定した風が得られますが、海面上からはサーマルは生まれませんので前方に平野があることが条件です。

パラグライダーでのフライトは気象条件により左右されます。雨の日は勿論、晴れていても風が強かったり、風向きが悪い場合、
どんなに上手いパイロットでもフライト出来ません。
気象条件とは、季節により変動し、低気圧や前線の影響を受けています。年間を通して常にフライト可能なエリアは存在しませんが、
その立地条件によりフライト確率は大きくバラツキがあります。
あなたがどの季節をメインとして楽しみたいか、またそのフライトエリアが通年でどの位の確率なのかを確かめる必要があります。